1年と半年前。
大学生活4年間の時間を、ずっと一緒にすごした彼と
別の道を進んでいくことを決めた。
あのとき、決心した私の思いは何だったんだろう。
きっと、このことを後悔しない時間が来ると信じてた。
きっかけさえあれば、もっと簡単に次へ踏み出せるのかも知れないけれど
忘れるのが怖い。
素敵だと思う人なら、世の中に五万といる。
でも、私の隣で、手を握って、一緒に笑ってくれる人は
たったひとりもいないのかも知れない。
大好きな人へ、ただ純粋に、「好き」と伝えられることが
どれだけ幸せなことかを知った。
ただ、会いたいと思う、
ただ、一緒にいたいと願う気持ちを。
そのとき、必死でつなぎとめようとしたことを
別の人へ向けることに罪悪感を感じるのはどうしてだろう?
新しい恋をしたいと思う気持ちとは裏腹に
どうしても前に進めない自分が、苦しくて、辛くて仕方がない。


